Automatic estimation and native speakers’ evaluation of lexical stress positions in English recitation speech produced by Japanese elementary school children
日本人小学生による英語暗唱音声における語彙強勢位置の自動推定と母語話者評価 [Automatic estimation and native speakers’ evaluation of lexical stress positions in English recitation speech produced by Japanese elementary school children]
Résumé
◆日本人小学生による英語暗唱音声を対象に，最新の音声認識技術を用いた語彙強勢位置自動推定パイプラインを適用するとともに英語母語話者に強勢位置の判定をしてもらい，両者の結果を比較分析した．
◆強勢誤り検出率に着目し比較した結果，パイプライン処理による検出率の平均は34.3%で，母語話者評価の11.8%よりも高い結果となった．
◆母語話者評価においては語彙強勢の知覚判断に評価者間の大きなばらつきがみられた．
◆パイプライン処理による第 1 強勢コントラストと母語話者評価による語彙強勢の正解判定の割合の間で Pearson の積率相関係数を測ると，0.29 と弱い正の相関がみられた．
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